住宅業者は免許や所属団体でチェックする

 住宅を買いたいと思ったら、まず広告を見る、次は不動産業者に依頼する、という手順になります。業者は待ってましたと笑顔で応対してくれますが、なかにはカモが来たと腹の中でほくそえんでいる業者もあります。もちろんそんな業者には依頼したくありません。
 悪い業者か良い業者かは一目では見分けられませんが、こんなチェック方法もあります。
 たとえば、業者名の上についている「宅地建物取引業」の免許番号の有無です。免許には、2つ以上の都道府県にまたがって事業所をもつ業者に交付される「国土交通大臣免許」、一都道府県内に事業所をもつ業者に交付される「知事免許」の2種類があります。どちらが信頼度が高いということはありませんが、それがなければいわゆるモグリですから論外です。「うちは大臣免許ですから安心です」などと言う業者もときどきいますが、それは単なる脆弁です。

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 免許番号の最初にカッコ書きされた数字がありますが、これは更新回数を表わしています。3年ごとに更新することになっており、更新時に過去3年間の業務についての審査があります。そこで問題のある業者は更新できませんので、この数字が(3)とか(4)なら業歴も古いわけですから、信用度を測る一つの目安にはなるはずです。ただ、これにはコワい面もあります。免許即の業者が倒産しそうな場合に、それを買い取ることができるのです。つまり新しい会社でも、免許(3)ということがあるわけです。この辺の選択眼が重要です。
 もう1つの判断基準に所属する団体があります。これらの団体には一定の基準以上を満たす企業でないと会員となれないため、信用や実績を図る目安として信頼性があります。
 たとえば、上場会社および系列会社の集まりである(社)不動産協会、(社)都市開発協会、中堅建売業者が結集した(社)日本ハウスビルダー協会、中堅ディベロッパーの集まりである(社)住宅産業開発協会、有力不動産企業による(社)大阪土地協会、(社)中部不動産協会、各都道府県の宅地建物取引業協会などの団体に加盟している業者は、公正競争規約によって、お互いに業界の信用を落とさないよう自主規制をしているので安心です。
 さらにより詳しく調べたいというときは、その免許を下した都道府県や国土交通省に出向き、「業者名簿」を閲覧してください。名簿では、業態と業歴、行政処分歴、営業実績、資産状況、経営状態、社員構成、などがわかります。

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