分譲地の傾向

私たちが、土地を購入してそこに家を建てる場合、土地購入の手段としては、分譲地という住宅専用に造られた宅地を求めるのが一般的です。こうした傾向は、既成宅地の減少とともに急速に一般化し、都会、地方をとわず、今後もますます強まるでしょう。
最近の分譲地は質的におおいに向上しています。かっては、大雨が降ると土砂崩れをおこしやすく、分譲地内の公共用地も少ないといった分譲地が多かったものです。特に最近は主な都市では、不良宅地開発を防ぎ、スプロールと人口過密を阻止するために、公共用地の割合、公共施設の種類、一区画の最低面積などを定め、宅地開発に関する規制を強めています。そこで、公共施設を充実させたりパブリック・スペースを広くとる業者も増え、これが分譲地の質的向上を促しています。分譲時に建築協定をさせ、購入者はその協定にしたがった建物しか建てられないというところもあります。
こうしたことから、大規模な開発が不可欠となり、分譲地を高くて遠いものにしているのもいなめません。しかも、土地付住宅の形で販売されるケースが増え、宅地だけの分譲は少なくなる傾向にあります。また、依然として不良分譲地があとをたたないのも事実です。インチキな広告でつる分譲地、ごく粗末な造成しかしていないものも見られます。
そこで、分譲地の場合も業者選びが最大のポイントになります。分譲業務に実績をもっているところを選びましょう。すでに分譲した分譲地があれば現地に行って造成のぐあいはどうか、今までトラブルはなかったかといったことを確かめます。
また、業者団体に加盟していることも一つの目安となります。

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間取り

一般に大都市では、中心地から西または南の方向の住宅地が需要が多く、価格も高い場合が多いようです。
この代表例は東京で、鉄道が物資集散地を結んで放射状にのびていますが、都心から所長時間六〇分〜七〇分圈を見てみますと、東海道線、山手線、中央線、横須賀線、京浜急行線、東横線、小田急線、京王線などの南、西方面のほうが、西武新宿線、西武池袋線、京浜東北線、東武東上線、常磐線などの北、東方面よ り沿線住宅地が早くから開発され、地価もほぼこの順になっています。
大阪でもだいたい同様で、阪急神戸線、阪神線、阪急宝塚線などの中心地の西方面は地価が高く、関西本線、片町線、近鉄線、南海線などが走る東方面は割安になっています。
この早くからベットタウンとして成熟している沿線地域は、環境が良く、便利で高級、新しく開発された地域は、環境が悪く、不便で庶民的というイメージが強く定着していて、これが土地の評価に反映しているわけです。しかし、近年の鉄道、道路網の発達はめざましく、昔から住宅地として成熟しているところでない地域の開発も急速に行なわれています。このことは、北と東方面の住宅地のほうが、近年開発が進んだところであれば、都心への所要時間の割に買い得ということができます。かつて閑静な高級住宅街としてしられた東京の麹町、市が谷、四谷、九段周辺は、ビル街に変貌してしまって、住民は騒音、日照阻害に悩まされ郊外への脱出希望者が多くなっているのに反し、かっては小さな猟場町であった千葉方面の街がたいへん便利か住宅街になったなどという例があります。旧来のイメージにとらわれずに、将来の発展をも計算に入れて土地探しをすることです。ただし、新興住宅地ですから、ニュータウン開発のように新しく整然と開発されたところは別として、古いものと新しいものが混在しているところら多いので、十分注意しましましょう。

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