マンションの品質鑑別法

マンションの広告についても、公正競争規約で媒体別に基準がきめられています。これを参考に希望のものをいくつか選んだら、パンフレットや物件説明書を取り寄せて比較検討しましょう。
通常パンフレットは、完成予想図、環境説明、配置図、平面図、断面図、間取り図、価格表、工事概要、物件説明書、契約案内等から構成されていますが、細かく検討してゆくとわからない点がいろいろあります。
「3LDK 三〇〇〇万円」というようになっているのが多いのですが、3LDKといっても、寸法のとりかたで広さはまちまちですし、間取りも問題です。少しの専有面積で、たくさんの部屋をとるとなれば、そのプランは、通路としてあるべきスペースを通路を兼ねた部屋にするか収納個所である押入れをなくすかしか手がないわけです。部屋数だけを見ないで、間取りと面積の関係に注意しましょう。マンションは増築が不可能ですから、住宅の広さ、間取りは、現在だけでなく将来の家族構成をも考慮に入れてゆとりをもたせて選ぶべきでしょう。

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間取り

設備関係図は各間取りの寸尺が入っているのが便利です。寸づまりの部屋は使いにくいものです。できれば方位も入っているとよいのですが、建物の棟がいくつかに分かれているときには、別の配置図に方位が表示されているのがふつうです。さらに、設備図面がついていると便利です。コンセントの位置、ガス栓の位置、TVコンセントの位置等が示されていると、自分の家財道具の配置と合わせて考えられますし、設計変更にも役立つでしょう。鳥かん図(高いところから見おろしたように描いた図)も併記されていると便利です。これらがパンフレットにのっていないときは、現地に行って確認するか、マンシヨンが未完成の場合は業者から物件説明書を取り寄せて確かめましょう。
未完成の場合の手がかりはモデルルームです。業者のなかには、モデルルームをつくらないで、パンフレットだけで売り出すものもいますが、それでは完成時の部屋を想像できません。
ふつう、モデルルームは、一つのマンションを分譲する際の典型的な部屋を一つ選んで設計図にしたがってつくられます。
そのモデルルームはパンフレットのなかの何タイプのモデルルームで、何階に位置するユニットを想定してつくってあるかということを確かめましょう。
モデルルームは木造でつくって、完成の場合を示していない業者が多いのですが、コンクリート造りでは、柱や梁が木造の家より太く、部星にはり出しています。一五階、一六階と高層になると上層階と下層階とでは六〇cm以上違ってくるのがふつうです。内装材についても、パンフレットで書かれているものかどうかを確かめることが必要です。ジュータンを敷いている場合もありますから、床材にも注意しましょう。また、立派な備品や家具を置いて豪華な雰囲気をもりたてていますが、台所や浴室、洗面所などの備品はついているのかどうかをきちんと確かめることです。
また、アンテナ、コンセント、ガス栓の位置もモデルルームで知ることができます。電話の位置も確かめ、入居後便利な場所に置けるようにしたいものです。
設計変更は、レディーメードのプランをオーダーに変えるのですから、割高になります。
設計変更というと、何から何までできると考えられがちですが、通常、配管ダクト、コア部分はほかの共同生活者と関係していますので、無理でしょう。
さらに、設計変更のできる時期も確認しましょう。工期が進み、完成間際になってからでは、そのユニットを壊して建て替えるのと同じくらいの費用、労力、時間を要します。
マンションは増築ができないため、将来買替えをしなくてはならない事情が出てくるかもしれません。この点でも、立地条件、環境、広さと間取り、設備、管理の良いものを選んでおけば、高く売却できることになります。あまり高級なものや、奇抜なものより一般向きのほうが売りやすいでしょう。

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