敷地の広さと周辺の環境を調べる

敷地はできるだけ広々としたものが望ましいのですが、敷地が広いほど分譲価格は高くなります。そのため、敷地のせまい建売住宅が横行するわけですが、少なくとも建築基準法による建ぺい率をまもった建売住宅であることが必要です。
また、最近の建売住宅では、周辺の環境のバランスを維持するため、隣りの住宅の室内の日照を妨げない、あるいは隣りからも日照を奪われない、といったつくりのものが増えています。さらに、隣り同士のプライバシーを守るような配慮、構造を工夫したものも多くなっています。
このように建売住宅は、全体配置を計画した建て方が可能ですから、単に一戸だけの建売住宅を見るのではなく、住宅相互の関連も考える必要があります。

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間取り

建売住宅を選ぶ際には、その団地内にある施設は十分か、生活環境は優れているか、といった点に注意を払う必要があります。
団地施設としては、公園、緑地などから、大きなものではショッピング施設、集会所などがあるものまであります。地方公共団休による宅地開発規制がきびしくなり、小さな団地でもそれに応じた公園、緑地などをもうけることが義務づけられており、その面では施設の向上は著しいものがあります。
また、団地内にもうけられていなくても、周辺にはどんな生活施設があるかを確かめましょう。例えば、学校、幼稚園、買い物の使、医療施設、金融機関などはどうかといった点が大きなチェックポイントになります。環境、施設が整っていないものは、住まいとしても、財産としても価値が大きく減退してしまいます。
建売住宅も、その敷地の造成の具合が大きなポイントになります。特に、最近の建売住宅の敷地は、傾斜地を切りくずして造成した土地だったり、あるいは田を埋めてつくった土地だったりというケースが多く、それだけ造成工事の良し悪しが問題になります。
しかも、分譲業者は資金の回転をよくするため、造成したらすぐに建物を建てて売るという場合が多くなっていますが、こうしたところでは、まだ地盤がかたまらず、建物の不等沈下現象がおこることがしばしばです。
造成工事ではさらに、擁壁の工事ぐあい、雨水の流れなどに注意する必要があります。
建売住宅も、建築基準法はじめ、住宅を規制する法令をまもっていることが必要です。違法建築で建売住宅に多 いのは、無届建築、建ぺい率違反、容積率違反、接道義務違反、道路内建築制限違反などです。このような違反があると、工事の施工停止を命じられたり建物の除去、移転、改築、あるいは水道停止などの措置を令ぜられることになります。
建主も、是正命令の名宛人になるばかりでなく、譲渡して他人名義にしても、効力は譲受人にも及ぶことになっています。命令が出る前には、一応命ずべき措置内容を書いた通知書が交付されますから、交付日から三日以内に、公開聴聞手続の実施を請求できますが、軽微な違反にすぎないことを理由に、命令の不当性を非難しても通りませんし、是正しないときは、行政庁により代執行されますので、注意しなければなりません。そこで、買主としては、契約前、建築確認がとられているかを、まず確かめるとともに、建築確認申請書どおりの建物が建てられているかどうかも、実地に調査することが必要です。売主である業者が、違反建築を承知のうえで買主に説明せずに売買したような場合は、宅建業法に定める重要事項説明義務違反になりますから、業者の指導監督をする役所に相談し、適当な解決を図ってもらいましょう。また、詐欺にあたるような場合は、警察に告訴するなどして、刑事責任を追及することも、紛争解決上たいせつです。
違反建築でも、例えば建ぺい率違反の場合、隣地を借地したり、買い足すことにより、あるいは、建物の一部を取り壊すことにより、違反を解消することができる場合もありますから、是正が可能かどうかも検討してみる必要があります。違反建築と知らずに買ってこのようなことが不可能なときは、売主に対し、売主の責任を追及して、契約解除か損害賠償の請求をします。
そのほか、建売住宅の購入では、道路の予定地も売られてしまって敷地が袋地とたってしまった、私道負担があるのにその説明がなかった、建物が高圧線の下に建てられている、というような失敗話もよく聞かれます。十分注意しましょう。

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