建物の構造体に注意

最近完成した住宅を売る、というのが一般的になってきたので、素人が建物の構造を見分けることはなかなか難しいでしょう。したがって、できれば建物の構造などにくわしい人を同行して見てもらうことができれば理想的です。
建物の構造で最も注意したいのは、構造体の部分、基礎、土台、柱、梁といった、建物を支えるところです。壁の仕上げとか装飾的な部分は、後になって改造することもできますが、構造体部分はそれが難しいので、最初の段階でよく注意しておかなければなり ません。
なかには、こうした。見えない部分の手を抜く業者もあるので、できるだけ工事中のものを見るようにしたいものです。もし買おうとする住宅が完成しているときには、同じ現場で建築中のものを見ればわかります。
構造体が手抜きなく工事されているかどうかは、住宅金融公庫発行の「木造住宅工事共通仕様書」を持参してチェックするとよいでしょう。この仕様書では、前記のような構造体には、どんな材料を使い、どのように施工しなければいけないかを図解してあるので、現場で対照しながら見ると工事の内容がわかります。
こうした点を心得て十分点検しましょう。また、住まいは構造的にしっかりしているだけでなく、性能の面でもすぐれていることが必要です。外壁、内壁の材質が性能に影響するのはもちろんですが、住宅では、断熱材を用いるなどの配慮も求められています。こうした点も、他の現場を見るとか、係員にたずねるなど、十分に検討しなければなりません。

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間取り

間取りを検討することも大切です。間取りに必要な条件としては、家族構成に合ったものであること、各室の連絡がスムーズで使いよいものであることが必要です。
建売住宅の間取りは、とかく少ないスペースのなかで部屋数を多く取ろうとするあまり、各室がせまく、使いにくいものがしばしばあります。したがって、間取りを考える際も、3LDKとか4DKといった部紙数の表示にとらわれず、建築面積との対比を頭に入れながら考えることが必要です。
また、建売住宅を見る場合、家具もなにもないと室内は非常に広く見えるものです。広々としたスペースと思って引越してみると、その狭さに悩まされる結果になります。家族構成に応じた適正な面積のものを選ぶ必要があります。
設備の充実は、これからの住宅には欠かせない条件です。特に給排水設備、電気・ガス設備、暖冷房・給湯設備などは、住まいの機能を向上させると同時に、その財産価値を高めてくれます。むろん、設備が充実しているほど価格も高くなりますが、予算の許すかぎりで設備が充実した住宅を購入すべきでしょう。
給水設備は、公営(県市町村営)水道が理想です。なかには団地だけに給水する私営水道のところもありますが、はたして十分な給水能力があるかどうかを調べることが必要です。排水設備のなかで大切なのは、生活排水の処理施設です。大きな建売団地では、団地内に下水本管を埋設、集中汚水処理施設をもうけますが、小さなところでは、こうした設備がないところが多いものです。しかし、これからの住宅には水洗便所は不可欠な条件なので、少なくとも浄化槽で水洗トイレといったものを選びましょう。
電気・ガスはいつから使用できるか、設備をつくるのに特別の負担がかかるかを確かめましょう。屋内の電気設備、つまり、電気容量、コンセントの数や位置についても注意しなければなりません。これからは、家庭で用いる電気製品は増加する一方なので、電気容量は最低でも三〇アンペアは欲しいし、コンセントもできるだけ豊富にもうけてあるものを選びます。
給湯設備も、最近の住宅では広く普及してきました。大型の湯沸器で、浴室、洗面所、台所など数カ所に集中給湯できる方式のものがよいでしょう。こうしたものは、後から付けるとなると大変ですから、できるだけ付帯設備としてもうけてあるものが好ましいでしょう。
最近は、セントラルヒーティングをもうけた建売住宅も見られるようになってきました。どうしても不可欠かどうかは疑問です。予算があればあるにこしたことはありませんが、他の冷暖房施設の価格率費用を研究してみて判断すべきでしょう。

間取り
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