中古マンションの購入

中古マンションが人気を集めていますが、その利点は、環境に恵まれたところに立地していること、価格が割安であること、完成前の図面分譲でないこと、すぐ入居できる場合が多いことなどでしょう。
しかし、まだ確立された流通機構がなく、その取引は街の仲介業者に依頼するケースが多いため、不備な点もいろいろあります。ほんとうに買い得かどうかよく検討しましょう。
都心部や準都心部では、閑静で、交通の便も良く、日常生活にも便利だというすぐれた立地条件のマンション適地がなくなってきています。そのため、現在、都心、準都心部で売り出されている新築分譲マンションは、立地条件や環境にかなり難点があるものが多くなっていますが、中古マンションのなかにはすぐれた環境の敷地に建てられたものもあるのでこの点をおおいに注目してよいでしょう。
また、最近のマンションは敷地面積もせまく、過密狭小化する傾向もありますが、中古マンションにはたっぷりした広い敷地にゆとりをもって建てられているものも少なくありません。住まいの価値は環境できまるといわれていますから、立地条件を十分調べましょう。

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間取り

周辺の新築分譲マンションに比較すると、床面積がほぼ同一規模の中古物件では売り値が一五%〜二〇%ほど割安になっているものが多いでしょう。経過年数にもよりますが、内装は痛んでいても、鉄筋コンクリート造りであるため、建物本体、設備の老朽化はそれほど進んでいません。最近の建築費急騰以前に建てられているものは、建築や設備もしっかりしているものが多いといえるでしょう。
しかし、なかには例外もありますから注意すべきです。都心部の超高級マンションのなかには、中古マンションのほうが新築分譲物件に比べて高いというケースもときにはあります。最近の新規物件では、都心部では優秀マンションが少なくなっているので、希少価値を反映して強気の値段をつけているというわけです。
郊外の中古マンションは都心部や準都心部にくらべて、さらに割安になっているものが多いでしょう。
売値はとかく売主の一方的な判断のもとにつけられることが多く、仲介業者などが適正な売値を設定しようとするケースは少ないといえるでしょう。
そこで希望地域の中古マンションや新築分譲マンションの売り情報を多く集めて、最近の価格動向を知ることが大切です。また、売主と会って値引きの余地がないかどうかを打診してみるのもよいでしょう。
敷地の利用権がどうなっているかもよく調べる必要があります。敷地が、マンションの区分所有者全員の共有になっているものについては、共有持分の移転さえできれば特に心配はないのですが借地の場合には問題のあるものもあります。借地契約がきちんと結ばれていないものもあります。中古マンションの一戸を買ったところ、その敷地は、すでに他の人に競落されていて、各区分所有者が、競落人から、土地の買取りを求められているといった例もあります。とかくマンションのような大きな建物であれば、土地の利用権など心配することはないと錯覚しがちですが、過法な土地利用権がなければならないのは当然です。
中古マンションは現物を確かめることができるわけですから、施工具合を専門家に見てもらうとよいでしょう。入居者に住み心地を聞いてもだいたいわかります。
管理状態の優秀なものを選ぶことが大切です。管理が悪ければ、建築後の経過年数以上に老朽化のテンポが進みますし、居住性が低下してきます。
マンションの管理システムにもいろいろありますが、中古マンションを買うときは管理人に会ってどのような管理システムをとっているのか、具体的な管理業務の内容、管理費などを確認するとともに、入居者にも会って管理が優秀かどうかを聞いてみるこ とも大切です。
共用部分や外壁、内壁などが汚れていたり、傷んでいるのは要注意です。
最近、マンションの間取りでは、LDKスタイル(リビング兼ダイニング)が人気を巣めています。個室の面積も大きくなる傾向にあります。それだけ居住性が良くなっているといえるでしょう。ところが中古マンションのなかには、古めかしい間取りになっていて、かなり住みにくいものがあります。
超高級マンションは、あまりこうした点はないのですが、都心や準都心部の中級マンションには、やはり新築分譲にくらべると間取りが良くない例が多いようです。
自分の家族構成や生活様式とマッチした間取りになっているかどうかも、忘れずにチェックしておきたいものです。
一つ屋根の下にいろいろな職種の人が一緒に住むという雑居型マンションがとくに、都心や準都心部に多くなっています。しかし、こうした雑居型マンションはあまり感心しません。生活のレベルが違うと、共同住宅に対する考え方やモラルも違っていますから、とかくトラブルの原因になります。どんなレベルの人が住んでいるのか、管理人に聞くなどして、できるだけ住人の層にバラツキのないマンションを選ぶように心がけましょう。
もう一つ大事なポイントは、売却理由を調べることです。通常、中古マンションの売却理由としては、所有者の転勤、買替え換金とか借金返済のためがあります。
ここで注意したいのは買かえと借金返済です。買いかえの場合は、居住環境が悪いとか、管理状態が良くない、隣室とのトラブルから売却するなどのケースが多く、借金返済の場合はそのマンションが担保に入っているケースが多いからです。こうしたマンションは、たとえ売値が割安であっても、けっして買い得とはいえません。

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